「地球はとっても丸い」プロジェクトの面々が心を込めてお届けしたエッセイです。
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149号/西川桂子
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    バンクーバーで暮らしていると、日本からの客人が多い。特に夏休み中は、数週間、カナダで滞在したいという若者が、知人の紹介を通じて、我が家にやってくる。

    しかし、“ツテ”を頼ってやってくる人たちは、なかなかの曲者だ。一人でホテルやホステルに滞在したくないのでホームステイ。私は自宅で仕事をしている身なので、あちこち観光に案内することはできないと、最初から断っておいて、それでもよければ滞在いただいてきた。彼らは語学学校に通うわけでもなく、毎日ゴロゴロして過ごす。ガイドブックを片手に観光することもない。一体、何のためにバンクーバーに来ているのだろうと、首をかしげたものだ。

    今までの経験で、あまり良い想い出がないので、誰に頼まれても、もうホームステイの学生は預からないと宣言していたはずなのに、この夏、久しぶりに留学生に滞在いただいた。市の教育委員会が行う、短期留学生のホストファミリー募集広告を見つけたためだ。中国と日本からの8〜18歳までの青少年を預かるというもので、我が家の子どもたちと年齢が近い。カナダにいながら同じ年頃の学生と国際交流ができるかなと考えた。日本人と指定したわけではないが、東京からの高校生が2名、2週間やってきた。

    今回、良かったのは、この学生たちは学校の夏休み語学研修の一環で来ていたことだ。平日は毎日学校があるし、ある程度明確な目的意識を持っている。出発前にオリエンテーションがあったのだろう。家族や日本での生活を、我が家の子どもたちに英語で説明してくれた。毎日、合宿のノリで和気藹々と過ごしているのを見るのは微笑ましかった。日本文化についても教えてもらえるかと期待していたものの、ティーンエイジャーの話題は音楽やスポーツだったが、こういった交流も悪くないと思った。


       (カナダ・バンクーバー 西川桂子)
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